DJ初心者で難しいのは2曲の聴き分けだと思う

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最近DDJ-FLX4を購入して、DJにチャレンジしてみることにしました。

この記事を書いている今の正直な感想が、タイトルにもした「DJは頭の中がグチャグチャになる」です。

最初から簡単にできるはずがないことは、頭では重々承知していました。それでも、実際に触ってみると想像していた以上に難解で、正直なところちょっと面食らっています。

これからDJを始めようと思っている方に向けて、DJ入門者のリアルな経験談を、失敗も戸惑いも含めてこの記事に綴っていきたいと思います。同じようにつまずいている人がいたら、「自分だけじゃないんだ」と思ってもらえたら嬉しいです。

DJ初心者にとって「2曲の聴き分け」がとにかく難しい

DJは若くして始める人も多いイメージがあります。頭が柔らかいうちに始めていたら、また違った感覚だったのかもしれません。僕はというと、35歳にして初挑戦。正直、体で覚えるタイプの技術を今から身につけるのは、なかなか骨が折れます。

何が一番難しいかというと、『いま全体に向けて流している曲』と、『CUE(今はイヤホンを使っています)で聴いている次の曲』、この2つの進行の違いを頭の中で理解することです。

もちろん、それぞれの曲単体については「あ、いま曲のこの辺りが流れているな」というのは把握できます。曲を聴き込んでいれば、Aメロなのかサビなのか、イントロなのか、感覚的に分かります。ところが、いざその2つの曲を頭の中で同時に処理して「どうやって繋ぐか」を考えようとすると、途端に難易度が跳ね上がるんです。

片方に集中すればもう片方の感覚がぼやけるし、両方を同時に追おうとすると今度はどちらも曖昧になる。この感覚のズレが、まさに「頭の中がグチャグチャになる」の正体だと思っています。

BPMを合わせるのは、実はそこまで難しくない

誤解のないように言っておくと、すべてが難しいわけではありません。たとえば2曲のBPMを合わせて、フェードで繋ぐという基本パターンについては、BPM自体を合わせる作業はそこまで苦労しませんでした。

理由はシンプルで、BPMは画面に数値としてはっきり表示されるからです。曲をrekordboxにインポートした際の解析さえ間違っていなければ、たとえ曲のタイミング(拍の位置)がズレていても、「とりあえずBPMの数値を合わせる」という作業自体は初心者でも十分にできます。

ただ、ツマミを動かしてBPMを小数第2位まで正確に合わせるのは、地味に難しいです(もっと良いやり方があれば誰か教えてほしいところです)。それでも、根気強くやればなんとか合わせられますし、最悪の場合はrekordboxのBEAT SYNC機能を使えば一発で揃います。このあたりは便利な機能が用意されていて、本当にありがたいなと感じています。

DJ初心者にとっての本当の壁は「2曲の進行の聴き分け」

問題はBPMを合わせた、その先にあります。2曲の「キリのいいタイミング」を合わせるのが、想像以上に難しいのです。

波形を目で見ていれば、4カウント単位の小節の区切り自体は分かります。ただ、聴いていて気持ちよく、かつ違和感なく2曲を繋ぐには、4小節・8小節といった「4エイト」のキリがいい部分同士を揃える必要があります。特にダンスをする側の視点で考えると、この4エイトがズレてしまうのはかなり気になるポイントです。

すでに全体に流している曲の進行は、当然ながら止めたりずらしたりすることはできません。だからこそ大事なのは、『CUEで聴いている次の曲を、いかに素早く「キリのいいポイント」で流せる状態に準備できるか』、という一点に尽きます。

そのために欠かせないと感じているのが、事前にHOT CUEを打っておくことです。特に初心者のうちは、これがないと本当に厳しい。

普段から聴き込んでいて、構成もほぼ頭に入っているお気に入りの曲であっても、いざrekordbox上でリアルタイムに「良いタイミング」を探して待機しようとすると、驚くほどスムーズにいきません。頭では分かっているはずなのに、指と機材の操作が追いつかないんです。

さらに初心者ゆえに、DJコントローラーの操作そのものにまだ慣れていないことも、CUE側の曲の準備を遅らせる要因になっています。これはもう場数を踏んで体に染み込ませるしかないと割り切っています。

だからこそ、初心者こそプレイリストの曲一つひとつに、丁寧にHOT CUEを打っておくという「事前の仕込み」が欠かせないと痛感しています。曲のタイミング合わせという作業をできるだけ簡素化しておくことで、本番では

  • フェード時に低音を下げる
  • 状況に応じてスクラッチを入れる
  • エフェクトをかけるタイミングを考える

といった、より技術的で表現に関わる部分に集中できるようになる。仕込みは地味な作業ですが、本番のクオリティに直結する大事な工程だと感じています。

DJ初心者だからこそ、事前の仕込みがすべて

DJ初心者ほど、曲のセレクトやミックス、そもそもrekordbox自体の操作に手こずってしまい、頭で思い描いた通りのスムーズなプレイができないものだと思います。

だからこそ、初心者で余裕がないときほど、とにかく事前にrekordbox上でHOT CUEやプレイリスト、マイタグの設定を丁寧に仕込んでおき、本番では少しでも「DJとしてのスキル」そのものにマインドシェアを全振りできる状態を作っておくべきだと考えています。準備で消耗する余力を、少しでも本番の判断力に回すイメージです。

何事にも言えることですが、結局のところ成長への道は「とにかく数をこなす」以外にないのだと思います。本業や家事・育児に追われ、DJプレイやダンスに充てられる時間はごく限られている僕ですが、焦らず長期目線で、着実にダンサーとしても、DJとしても成長していきたいと思います。

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